こんにちは、ユキムラです!
危険物取扱者の資格を取得している方、免許証の書換え期限は大丈夫ですか?
免許証の写真は【10年】を経過するまでに、書換えをしなければいけません。
どうやって書換えするの?
はじめて書換えする場合は、そんな方も多いはずです。
そこで今回は、【危険物取扱者免状】の写真を書換える方法を、私自身が実際に体験してご紹介します。
書換えの流れ
まずは簡単に、新しい免許証発行までの流れをまとめました。
申請書の入手
↓
申請書の記入
↓
発行手数料の納付
↓
書類一式の送付
↓
免許証発行
この流れを元に、詳しく解説していきます!
申請書を入手する
まずはじめに、書換えの【申請書】を入手する必要があります。
免許証発行の申請先は、
- 旧免許証を発行した都道府県
- 種類ごとに取得した都道府県
- 現在住んでいる都道府県
となっているので、間違えないようにしましょう。
その方法は次の2通りです。
- インターネット
- 消防試験研究センター各支部
それぞれ説明します。
インターネット
はじめは、インターネットで入手する方法です。
まず【消防試験研究センター(以下研究センター)】の、ホームページへアクセスしてください。
研究センターは、危険物取扱者の資格試験を行っている機関です。
【申請書】のダウンロードページがあるので、こちらから入手することができます。
自宅にプリンターがある方は【印刷】を、持っていない方は【USB】などで保存して、コンビニなどで印刷してください。
申請書のダウンロードページは→コチラです。
消防試験研究センター支部
インターネットの環境がなくて、研究センターで直接入手したい場合は、全国の各都道府県に【支部】あります。
請求方法は、
- 支部で直接入手
- 郵送で請求
2つのどちらかで入手しましょう。
支部で直接入手
各都道府県の研究センター支部に、直接行って入手する方法です。
手数料などが掛からないので、手軽に入手することができます。
郵送で請求
最寄りに研究センターがない場合は、郵送で請求することになります。
東京の【中央試験センター】に郵送で請求すると、【申請書・手数料納付書】を同時に入手できるので、手間がかかりません。
ただし、東京都へ申請する方のみ対象です。
私は東京で申請したので、今回はその方法をメインで説明します。
郵送での方法
それでは、私が実際に郵送で請求した方法をご紹介します。
請求方法
必要なものは、次の2つです。
- 長形3号の封筒2枚
- 切手84円×2枚
長形3号の封筒2枚
封筒は【請求用】と【返信用】で1枚ずつ必要です。
そして請求用封筒の中に、
- 危険物取扱者(写真書換)
- 氏名(フリガナ)
- 生年月日・本籍
- 電話番号
【4つを記入した紙】と【返信用の封筒】を中に入れて郵送しましょう。
返信用封筒は、折り曲げてしまっても大丈夫です。
切手84円×2枚
切手は84円分のものを、【請求用】と【返信用】に各1枚ずつ貼ってください。
郵送で送られてきたもの
1週間ほどすると、次の4つが入った返信用封筒が送られてきます。
申請書
インターネットでもダウンロードできる申請書と、同じものが同封されています。
納付書(東京都の場合)
東京・京都・大阪・鳥取・広島の場合は【納付書】を使って、手数料を支払います。
それ以外の道県は【収入証紙】を購入するのが一般的です。
納付できる金融機関一覧表
納付書を使って手数料を納付するとき、支払いができる金融機関の一覧表です。
送付に使う用紙
郵送で手続き書類を送付するときに、そのまま封筒へ貼りつけて送ることができます。
申請書の書き方
つづいて【申請書の書き方】を詳しく見ていきましょう。
写真の書換えで記入する場所を、①~⑤まで番号を振ってみました。
①で記入すること
申請する都道府県
冒頭でも説明しましたが、申請できる都道府県は、
- 旧免許証を発行した都道府県
- 種類ごとに取得した都道府県
- 現在住んでいる都道府県
となっています。
本籍
本籍は自分の本籍地を書いたあと、下の写真にある【本籍コード】の番号を記入してください。
②、③で記入すること
書換事項
【4 写真】に○をしましょう。
免状番号
免状番号は、危険物取扱者免状の都道府県知事名の上にある、【12桁の番号】を記入してください。
④で記入すること
他の種類を取得している方は、旧免許証を見ながら
- 交付年月日
- 交付番号
- 交付知事・都道府県コード番号
を記入しましょう。
⑤で記入すること
免許証の写真になります。
【カラー・白黒】どちらでも大丈夫で、6ヶ月以内に撮影したものが対象です。
貼りつけるとき、写真の裏面に【氏名・年齢・撮影年月日】を記入しましょう。
以上で申請書の記入は完了しました。
発行手数料の納付
次は発行手数料の納付方法です。
東京・京都・大阪・鳥取・広島で納付される方は、【納付書】で支払えます。
納付書は【領収証書】と【納入済通知書】が一体となった用紙です。
①、②、③の記入欄に【氏名・住所】、すでにお持ちの【免許証情報】などを書きましょう。
そして納付ができる銀行で、発行手数料【1,600円】を払います。
このとき払い込みはATMではなく、必ず【窓口】でやりましょう。
窓口で納付が終わると【領収証書】に【日付印】を押して返却されます。
後で使用するので、なくさないようにしてください。
また、東京では【中央試験センター】で直接、【現金払い】もできます。
それ以外の方は、申請する道県の【収入証紙(1600円)】を購入して、申請書の裏面に貼りつけてください。
これで発行手数料の納付は完了です。
手数料の支払いは【現金】のみ対応しています。
書類一式の送付
各手続きが終わったら、次の4つを免許証発行機関に送付します。
①危険物取扱者免状(更新前)
②領収証書
【氏名】【免許証情報】【日付印】が記載されているか確認しましょう。
③申請書
④返信用封筒
郵送で新しい免許証を受け取りたい方は、必要になります。
封筒に簡易書留料【404円分の切手】を貼り、送付先の【住所・氏名】を書いて同封しましょう。
4つの書類を【角形2号サイズ】の封筒に入れたら、郵便局の窓口で特定記録料【280円】を支払って預けましょう。
これで送付手続きは完了です。
免許証が届くまで、楽しみに待ちましょう!
仕事で免許証を使う場合は?
危険物取扱者の資格を持っている方には、
仕事で免許証を使うんだけど!
そんな方もいるはずです。
書換え申請のときに、旧免許証は回収されてしまいます。
免許証が必要な方は、どうすればいいのでしょうか?
結論からいうと、申請のときには免許証のコピーを提出すればOKです!
そして新しい免許証と引き換えに、古い免許証は回収されます。
ただし、都道府県によっては違う場合があるので、申請のときに必ず確認してください。
新免許証の発行
書類一式を送付してから3週間ほどすると、新しい免許証が届きます。
必ず開封して、免許証の記載事項に間違いがないか確認しましょう。
次の書換えは10年後になります。
これにて免許証の書換え手続きは完了です!
まとめ
少々手間のかかる手続きですが、参考になりましたか?
写真の書換えは、以外と忘れやすいです。
仕事で使わない方でも、せっかく取得した資格なので、必ず更新しましょう。
それではこのあたりで!
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