クレーンオペレーターに必要な資格と求められる業界

クレーン運転士

こんにちは、ユキムラです!

これから就職や転職などで、

クレーンオペレーター】をやってみたい!

そんな方はいませんか?

大きな重機で荷物を吊り上げる作業は、とても迫力があって憧れる仕事ですよね。

そこで今回は、クレーンオペレーターを目指すために必要な資格と、どんな業界で活躍できるのかをご紹介します。

クレーンオペレーターは3種類

今回ご紹介するのは【免許証】を必要とする、3種類のクレーンオペレーターです。

ご自身が「このオペレーターになりたい!

そんな選択肢ができるようにまとめました。

固定式クレーン

不特定の場所へ移動することができない、定位置に設置されているクレーンを、運転するオペレーターです。

具体的なクレーンの種類
  • 天井クレーン
  • タワークレーン
  • ガントリークレーン
天井クレーン

タワークレーン

ガントリークレーン

これらのクレーンは既に、作業現場に設置されているため、オペレーターは身一つで乗り込むことができるメリットがあります。

しかし、決まった場所でしか作業ができないため、敷地外で作業することができません。

そのため、固定式クレーンオペレーターの求人は次の業界が多いです。

  • 製鉄業
  • 建設業
  • 物流業(港湾荷役)

製鉄業

製鉄所の溶鉱炉から溶かした鉄を運搬する作業、完成した製品(コイルなど)を移動する作業で求人を見かけます。

使用するのは【天井クレーン】で給与は高いですが、勤務時間が夜勤のある3交代制となっているところが多いです。

建設業

ビルの建設で使う、【タワークレーン】のオペレーターです。

製鉄所のような夜勤はめったにありませんが、屋外の作業になるため、風などの気象による影響を受けやすいです。

物流業(港湾荷役)

港などで海上コンテナを船に積み降ろしする、【ガントリークレーン】のオペレーターです。

しかし、いきなりガントリークレーンに乗れるわけではなく、小型のクレーンで下積みを積んでからなれるみたいです。

ご紹介した業界のクレーンオペレーターを目指すには、

クレーン・デリック運転士】の免許が必要です。

ユキムラ
ユキムラ

いろんな業界で、使える資格なのがうれしいですよね!

移動式クレーン

特定の場所に限らず、現場まで移動してクレーンを設置し、作業するクレーンオペレーターです。

具体的なクレーンの種類
  • トラッククレーン
  • ラフテレーンクレーン
  • クローラクレーン
トラッククレーン(加藤製作所ホームページより)
ラフテレーンクレーン
クローラークレーン(加藤製作所ホームページより)

固定式クレーンのように特定の場所に限らず、どこにでも設置できるのが移動式クレーンのメリットです。

クレーンの種類からも想像できますが、移動式クレーンオペレーターの求人は、大半が【建設業】に集中しています。

夜勤はほとんどありませんが、クレーン車を車庫から作業現場まで、回送・設置しなければいけません。

作業現場によっては、早朝から出勤する場合があります。

しかし、給与は高めになっているところが多いです。

また、クレーン車を公道で走らせるためには、車種によって【大型】又は【大型特殊】の各運転免許が必要です。

ラフテレーンクレーンを公道で運転するための【大型特殊免許】は、すでに普通車の運転免許をもっている方の場合、最短4日で取得できるのでオススメですよ!

ユキムラ
ユキムラ

移動式クレーンオペレーターの求人は、基本的に2つの資格をセットで持っていることが、必須の求人が多いです。

揚貨装置

先に話したクレーンと比べて、あまり聞いたことがないですよね?

揚貨装置とは、船に設置されているクレーンのことです。

となると必然的に、揚貨装置オペレーターの求人は、海運関係の物流業となります。

しかし需要もあまりないため、試験も年に2回しかありません。

ユキムラ
ユキムラ

揚貨装置運転士の資格は、必要に応じて取得するのがいいでしょう。

+α持ってると役に立つ資格は?

クレーンオペレーターを目指すときに、+α持っていた方が良い資格があります。

その資格は【玉掛け技能講習修了証】です。

クレーンの運搬作業には、玉掛けが付きものですよね?

オペレーターになると、直接玉掛けする機会はあまりないかもしれません。

しかし人によっては、とんでもないやり方で玉掛けをする人もいます。

他の作業者を守るためにも、安全のために講習を受けた方がよいでしょう。

ユキムラ
ユキムラ

玉掛けの講習は、クレーン作業をする上での、基礎となる資格です。

需要が高いオペレーターはどれ?

ここまで3種類のクレーンオペレーターについてご紹介してきました。

もっとも需要があるオペレーターは?

そんな疑問はありませんか?

3種類のなかでもっとも需要が高いのが、

クレーン・デリック運転士】です。

求められる業界が複数あるのと、免許試験を受験する人数が、圧倒的に多いです。

免許の種類受験者数(毎年)
クレーン・デリック運転士2万人前後
移動式クレーン運転士5千人前後
揚貨装置運転士5百人前後

この受験者数をみても、どのオペレーターが需要があるか、お分かりいただけたと思います。

ユキムラ
ユキムラ

あくまでデータ上の数字なので、自分が本当になりたいクレーンオペレーターの、資格を取得することをオススメします。

まとめ

いかがでしたか?

これからクレーンオペレーターを目指している方は、どのオペレーターになりたいのか?

今一度考えてから、資格の取得を目指しましょう。

そして当ブログの記事を、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

それではこのあたりで!

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