ユキムラです!
みなさんは好きなお城はありますか?
かつては日本に、2万5000ものお城がありました。しかし現在、お城として見ることができるのは、200程といわれています。
その中で、日本城郭協会が定めた「日本100名城」があります。
今回は私が訪れた、100名城のひとつをご紹介します。
金山城(新田金山城)
現在の金山城は1496年、新田一族の岩松家純によって築かれた、群馬県太田市にある山城です。
太平記ゆかりの城としても知られ、鎌倉幕府を滅ぼした、新田義貞とも関わりがあるといわれています。
山城だけに堅城として知られ、上杉謙信や武田勝頼の猛攻にも耐えましたが、豊臣秀吉の小田原征伐の際に落城しました。
金山城の見どころ
石垣
金山城は、石垣がすばらしいお城として知られています。
関東で初めて築かれた、総石垣のお城は「石垣山城」といわれていますが、それに匹敵するほど規模だと実感しました。
下の写真は物見台下虎口の写真です。
虎口とは城内の出入口のことで、敵が侵入しにくい構造にしたものです。
写真手前から奥に攻めるためには、細い土橋を渡らなければならず、城内から狙い打ちにされる様子が想像できます。
物見台下虎口の横にある岩盤は垂直に近く、石垣と繋がっていて、攻めにくさを象徴させています。
三ノ丸の入口、大手虎口です。
こちらの石垣は、発掘調査をもとに1995年から復元したものです。
石畳とともに綺麗に復元されていて、お城の迫力を実感させてくれる場所でした。
池
山城の戦いで困難なことといえば、生活用水の確保です。
雨水で地盤に浸透した水は、山の麓で湧いてくる特徴があるので、山上で水がなくなれば死に直面します。
そこで城内の斜面の横に、池をつくることで水が溜まり、城兵の喉を潤わせていました。
下の写真は、大手虎口の横にある月ノ池です。
この他にも三ノ丸に、直径17メートルの「日ノ池」があります。
こちらは飲み水ではなく、祈祷で使われる場所とのことでした。
絶景
金山城は山城なので、眺めは最高です!
登る途中に展望台があり、各方面の絶景が楽しめます。
まとめ
いかがでしたか?
金山城はお城に興味がある方はもちろん、登山をして、景色を楽しみたい方にもオススメです。
私は太田駅から、レンタサイクルでお城を目指しましたが、駅からかなり距離がありました。(約4.6KM)
お城に近づく度に坂道が急勾配になり、駐車場に着いたときにはヘトヘトでしたので、くれぐれも車でお越しください。
アクセス
東武伊勢崎線太田駅→山上の駐車場まで。
車で約12分です。
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