こんにちは、ユキムラです!
危険物取扱者の資格は、1類~6類までの種類がありますよね。
違う種類同士の貯蔵は基本的に【NG】となっていて、1つの貯蔵施設には1種類の危険物のみ貯蔵できることになっています。
しかし例外的に、違う種類同士の危険物を貯蔵できる場合があるんです。
そこで今回は、同じ場所での貯蔵できる危険物の組み合わせと、その理由についてご紹介します。
貯蔵できる組み合わせとは?
異なる類の危険物を同時貯蔵する場合、火災の発生や消火が困難になるリスクがあります。
しかし次の組み合わせは、比較的にリスクが少ないので、同時貯蔵がOKです!
- 第1類(対象外あり)と第5類
- 第1類と第6類
- 第2類と黄りん(3類)
- 第2類(引火性固体)と第4類
- アルキルアルミニウムと同成分を含む第4類
- 第4類と第5類(アリルオキシを含む)
第1類と第5類
酸化性固体(1類)と自己反応性物質(5類)の組み合わせです。
第1類と第6類
酸化性固体(1類)と酸化性液体(6類)の組み合わせです。
第2類と黄りん(3類)
可燃性固体(2類)と黄りん(3類)の組み合わせです。
第2類(引火性固体)と第4類
引火性固体(2類)と引火性液体(4類)の組み合わせです。
アルキルアルミニウムと同成分を含む第4類
アルキルアルミニウム(3類)と、4類のなかでアルキルアルミニウムを含むものです。
第4類と第5類(アリルオキシを含む)
引火性液体(4類)と自己反応性物質(5類)のアリルオキシ等を含むものです。
貯蔵方法は?
同時貯蔵できる組み合わせは分かりましたが、無造作に貯蔵してはいけません。
このルールを守ることで、貯蔵することができます。
貯蔵できる施設とは?
危険物取扱者の資格を持っている方は、幾つかの貯蔵施設があるのをご存じですよね?
貯蔵施設の種類
- 屋外貯蔵所
- 屋内貯蔵所
- 屋外タンク貯蔵所
- 屋内タンク貯蔵所
- 地下タンク貯蔵所
しかし、類が異なる危険物を同一場所で貯蔵できる施設は、
- 屋内貯蔵所
- 屋外貯蔵所
この2つに限られます。
まとめ
いかがでしたか?
間違った危険物同士の貯蔵は、大事故に繋がる恐れがあります。
貯蔵をするときは今一度再確認して、安全を確保しましょう。
それでは、このあたりで!
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