こんにちは、ユキムラです!
以前、【普通自動二輪(小型AT限定)免許の取得方法】をご紹介しました。
「具体的にどんなバイクに乗れるの?」
そう思われた方も、いるのではないでしょうか?
そこで今回は、普通自動二輪(小型AT限定)免許で乗れるバイク(原付二種)を、メーカー別にご紹介します。
ホンダ
ホンダで買える原付二種は、全部で6車種あります。
PCX
ホンダで人気が高い、125ccのスクーターです。
- クラスを越えた質感の高さと先進スタイリング
- 高い動力性能と環境性能の両立
- スクーターに求められる快適さと使い勝手の良さ
3つのコンセプトで開発されました。
当初はタイのホンダが製造していましたが、現在はベトナムへ移管されています。
前後ともに14インチサイズの、大きめなタイヤを装備しているので、安定性に優れているのが特徴です。
大きめの車体なので、2人乗りもゆったりでき、ツーリングには最適ではないでしょうか。
リード125
当初は中国のホンダが、110ccクラスのスクーターとして販売していましたが、2015年に生産終了します。
そこでベトナムのホンダが、2013年から製造していた125ccクラスの当バイクを、正規輸入車として販売を始めました。
原付二種としては珍しい、アイドリングストップを装備しています。
PCXよりは装備も劣りますが、小型で小回りも効き、通勤で使う方には乗りやすいのではないでしょうか。
Dio110
2011年に中国のホンダが発売した、110ccのスクーターです。
2015年からはベトナムのホンダで製造されており、PCXと同じ14インチの大きめなタイヤを装備しています。
値段もPCXより、10万円ほど安く抑えられていてお買い得です。
カブシリーズ
ホンダのバイクといえば、泣く子も黙る【カブシリーズ】が有名ですよね。
経済性(燃費)・耐久性に優れたこのバイクは、1958年から販売されていて、その人気度が分かります。
しかし、「シフト操作があるのに、AT免許で乗れるの?」
そう思ったことありませんか?
実は乗れるんです!
カブのシフト操作は、【自動遠心クラッチ】といって、クラッチ操作を自動でやってくれます。(半クラッチなど)
そのため、AT免許でもOKなんです!
ドライバーは、ギヤだけ1→2と上げていくだけです。
原付二種のカブシリーズは、4車種あるのでご紹介します。
スーパーカブ110
2009年より発売しているバイクで、現行車種は2017年にモデルチェンジしたものです。
以前は中国で製造されていましたが、現在はすべて日本製になっています。
ヘッドランプはLEDになりました。
スーパーカブ110プロ
通常のスーパーカブ110を、業務用に装備を充実させたモデルです。
郵便局や新聞の配達員が、乗ってるところを見たことありませんか?
特徴はフロントの【大型バスケット】と、リアの【大型キャリア】で、積載量はピカイチです。
スーパーカブ110プロは2人乗りはできません。
クロスカブ110
スーパーカブ110を、より趣味性を高めて発売されたのが【クロスカブ】です。
1番の違いは見た目にあり、スーパーカブ110では少し古風なデザインでしたが、クロスカブではアウトドアスポーツ系のデザインになっています。
また車体も、補強や寸法などが変更されていて、オフロード走行を想定した作りになっているんです。
休日に乗りたくなるような1台ですね!
スーパーカブ125
2017年に東京モーターショーへ参考出品を経て、2018年にタイのホンダで製造したものを、輸入販売したバイクです。
CT125・ハンターカブ
スーパーカブ125をベースに、市街地走行からオフロードに対応したバイクです。
ベンリィー110
こちらのバイクは個人用というより、新聞配達・宅配など業務用のバイクになります。
中国のホンダで製造されていて、2011年より輸入販売しています。
ヤマハ
ヤマハで買える原付二種は、全部で4車種あります。
アクシスZ
ヤマハが1990年から発売しているスクーターで、アクシスZは3代目にあたるシリーズです。
2代目の【アクシストリート】という車種をベースに、座席を拡大してメットインスペースが広くなっています。(ジェットヘルメット2つ分)
シグナス
シグナスX
シグナスXは台湾にある、ヤマハ発動機の関連企業が製造していて、2003年から輸入販売しているバイクです。
前後12インチのタイヤと、60Wハロゲンヘッドランプ、大容量メットインスペースを装備して、人気のあるバイクです。
シグナスグリファス
シグナスグリファスはシグナスXの後継モデルとして、2021年に発売されました。
主な違いは、シグナスXでは空冷式のエンジンだったものを、水冷式に変更されました。
また車体がやや大きくなり、安定性が良くなっています。
NMAX125
インドネシアで先行販売されていた155ccのNMAXを、125cc仕様として、2016年に日本で販売を始めました。
前後輪ともに13インチのタイヤを履き、抜群の安定性能を誇っています。
ライバル車にホンダのPCXがありますが、車両価格が1万円ほど高いです。
トリシティー125
トリシティー125は、前2輪・後1輪のスクーターです。
その特殊な構造ですが、二輪車と同様な走行性能のLMW機構(リーニング・マルチ・ホイール)と、二輪車以上の安定性があります。
スズキ
スズキで買える原付二種は、以前はもう少し種類がありましたが、現在は1車種のみ販売です。
アドレス110
スズキが販売する、125ccクラスのスクーターは以前、【アドレスV125】の一強でした。
しかし、排気ガス規制などで対応できなくなると、生産終了になってしまいます。
そんな中で2015年に登場しました。
【ホンダDio110】をライバル車としていて、どことなく類似しています。
特徴はタイヤのサイズを、Dio110と同等の14インチにしたことで、安定性が向上しました。
車体価格もDio110より2万円ほど抑えられていて、お買い求めやすくなっています。
まとめ
気になるバイクは見つかりましたか?
以前と比べ、原付二種は選べる車種が増えてきました。
高速道路を走らないのであれば、維持費も安くてオススメです。
ぜひ免許を取得して、楽しいツーリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
それではこのあたりで!
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