こんにちは、ユキムラです!
【無線】といったら皆さんは、何を思い浮かべますか?
無線LAN・携帯電話といった身近なものから、警察・消防無線などのちょっと特殊なものまでありますよね。
そんな無線には、多数の資格があるのをご存じですか?
その中の1つに【陸上特殊無線技士(りくじょうとくしゅむせんぎし)】という資格があります。
そこで今回は、この資格の需要と実際に取得してみたレビューをご紹介します。
陸上特殊無線技士って何?
「陸上特殊無線って何?」
そんな方もいるのではないでしょうか?
ちょっとした例外もあるのですが、簡単にいうと陸上間の無線通信に必要な資格です。
具体的には、
- 警察・消防無線
- 防災行政無線
- 鉄道・タクシー無線
- 携帯電話
- ドローン
などがあります。
そして扱える周波数の違いで【一級~三級】まであり、一級が上位資格です。
私が取得した資格
私が今回取得した資格は【二級】の資格です。
扱える例として、
- 警察・消防無線
- 鉄道・タクシー無線
- ドローン
などがあり、特にドローンは近頃需要が増えてきたこともあり、資格の需要が高まってきています。
ドローンは5.7GHz帯の場合に【三級】があれば大丈夫です!
勉強時間
さて、取得するためにはどれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?
結論からいうと、私は【3ヶ月】ほどかかりました。
しかし、朝夕の通勤時間を中心に勉強していたため、ガッツリ集中して勉強すれば、1ヶ月ほどで合格できる知識が身につくと思います。
使用した参考書
私が使用した参考書は、次の2冊です。
この2つで私がメインに使用した参考書は、【問題集】でした。
その理由は過去に行った試験の問題が、繰り返し出題されるからです。
そのため1から10まですべて覚えるより、過去問を繰り返して学習しましょう。
その方が効率的に合格するための近道です。
受験申請
さて、勉強がある程度進んだら、受験申請をしてみましょう。
【二級・三級】を受験したい場合は、インターネットからのみ対応しています。
詳しくは無線従事者国家試験の【受験者専用サイト】をご覧ください。
試験
試験方式
試験はテストセンターでパソコンを使用する【CBT方式】となっています。
画面上に表示された問題に対し、4つの答えがあるので、この中から正しい1つをクリックして選択します。
筆記用具やメモ用紙などもテストセンターで貸してくれるので、何も持っていかなくて大丈夫です。
テストセンターでの試験は、全国各地でいつでも実施しています。
問題数と難易度
今回受験した【二級】の問題数は、
- 法規×12問
- 無線工学×12問
2科目の合計24問で、配点はそれぞれ60点ずつ、満点は120点です。
合格するためには各科目ごとに【40点以上】が必要になります。
しかし私が感じた難易度は、問題集をしっかりこなしていれば、それほど難しくは感じませんでした。
実際私でも【115点】を取ることができ、無事に合格しています。
ちなみにこの結果表は、受験後に自分で印刷して、持ち帰ることができますよ!
合格通知
さて、合格通知はいつ届くのでしょうか?
私の場合は特に早くて、試験日から2日で届きました。
受験後早々に結果は分かっていたので、不安はありませんでしたが、正式に合格となってホッとしました。
免許証の申請
免許証の申請は【免許証申請書】の所定欄を記入し、住所又は勤務先所在地を管轄する、通信局に申請します。
その際に発行手数料として【収入印紙1,750円】が必要です。
注意点としては【できるだけ早く申請】しましょう。
理由としては申請月によって、免許証が届くまでの期間が長いからです。
公式ホームページでは【約1ヶ月】とされています。
私は4月の初めに申請しましたが、届いたのは5月末でした。
まとめ
いかがでしたか?
国家資格である無線の資格は、取得しやすく信頼性がある資格です。
1度取得してしまえば一生ものなので、興味がある方は挑戦してみてください。
それではこのあたりで!
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