こんにちは、ユキムラです!
みなさんは【東武東上線】という路線をご存じですか?
東京の「池袋」から埼玉方面を走る、通勤路線のイメージが強いですよね。
しかし観光特急も走っていて、その列車の名前は【川越(かわごえ)特急】といいます。
そこで今回は、この列車に乗って「埼玉方面」へ旅をしていきましょう。
川越特急ってどんな列車?

【川越特急】は、「池袋駅~小川町駅」までを走る、特急列車です。
【特急】と唱っていますが「特急料金」は不要で、目的地までの運賃のみで乗車できます。
停車駅は池袋駅を起点にすると、
【朝霞台・川越・川越市・坂戸・東松山】と、東松山から先の各駅です。
しかしメインは「池袋~川越」までの観光輸送を目的としていて、所要時間は30分で結びます。
乗車駅

それでは、さっそく旅をはじめていきましょう。

今回は【池袋駅】から乗っていきます。

10時発の【小川町行】に乗り込みましょう。
ちなみに10時30発の列車もありますよ!
列車に乗る

列車が到着しました。
車両は【50090系】です。
「川越特急」の他、通勤・通学の着席利用を目的とした「TJライナー」にも使われています。
座席

そのため「座席配置」は、特急列車のような座席になっています。
車窓を楽しみながら目的地にいけるのが、観光特急らしくていいですね。

それでは座ってみましょう。
前の座席下には「空間」はありませんが、窮屈さは感じられませんでした。

背もたれには「TJライナー」の名前が書かれていました。
ちなみに「TJ」とは、「東上(とうじょう)」の頭文字を取ったものです。
座席の【クッション性】は、ほどよい固さがあるため、フカフカではありません。

唯一【リクライニング】ができなかったのが、少し残念でした。
しかし別料金が不要なことを考えると、仕方がないかもしれませんね。
出発
そんなことをしているうちに、出発時間となりました。
発車の様子は動画でお楽しみください。

列車は池袋を出ると「朝霞台」まで止まりません。
途中の「和光市」では、東京メトロ・相鉄の車両を見ることができました。

この区間は、東上線で唯一の【複々線】となり、東京メトロ10000系と並走します。

途中には【柳瀬川(やなせがわ)】という川を渡り、自然が多い車窓になってきました。

池袋駅から約30分、【川越駅】に到着です。
川越観光の最寄り駅で、列車の乗客は大半が降りていきました。
しかし私の旅は、まだ終わりません。
先へ進みましょう!
【川越駅~川越市駅】までは1駅で、直ぐに到着します。
よかったら、動画で観てください。

川越から約2分、【川越市駅】に到着しました。
ここでは普通列車と連絡して、川越特急が止まらない駅へのアクセスを可能にしています。

川越市駅を出ると【入間川(いるまがわ)】を渡ります。
都会を離れ、ホット癒される風景がいいですね。

池袋から約45分【東松山駅】に到着です。
ここまで疾走してきた川越特急も、この駅から先は「各駅停車」となります。

東松山駅のお隣【森林公園駅】に到着しました。
この駅には【国営武蔵丘陵森林公園】があり、観光スポットとして有名です。

また東上線の車両を管理する【森林公園検修区】もあり、東上線の全車両が配置されています。

ここには車両を検査する【検修庫】の他、

車両の【留置線】も多数あります。
どんな電車がいるか、見るのが楽しみですね。
【武蔵嵐山(むさしらんざん)駅】を出ると東上は「単線」となり、山間を進みながら「小川町駅」へと向かいます。
最後は動画でお楽しみください。

池袋駅から約1時間、終点の【小川町(おがわまち)駅】に到着しました。
比較的長い道のりでしたが、速達性と座席によって、快適に移動することができました。
川越特急の個人的な感想
それでは【川越特急】を「川越観光」に使う場合の個人的な感想をご紹介します。

今回の感想は、池袋から乗車する【往路はアリ】でした。
その理由は【着席確率】です。
池袋からの往路は「始発駅」だったので、確実に座ることができました。
しかし復路の場合、「川越駅」は途中駅になってしまいます。(復路の始発は「小川町」であるため)
そのため座席は、既に埋まってしまっていることを確認しました。
そのため、観光帰りで疲れてしまい「座りたいな~」という場合は、
【川越市始発】の別列車を利用するか、【西武鉄道の有料特急】に乗ることをオススメします。
最後に
いかがでしたか?
川越特急は、川越観光の便利な「移動手段」であることは間違いありません。
みなさんも川越に行かれる際には、ぜひ1度使ってみてはいかがでしょうか。
今回の旅は、これで終えたいと思います。
それではこのあたりで!
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