伊豆急【リゾート21】の旅

鉄道を楽しむ

こんにちは、ユキムラです!

伊豆】は首都圏からほど近く、【温泉・風景・テーマパーク】など、もっとも有名な観光地ではないでしょうか。

そんな観光地へ、みなさんはどのようにアクセスしていますか?

「もちろん車!」そんな方が多いと思いますが、たまには鉄道でのご旅行はいかがでしょうか?

とても楽しい電車が走っているんです。

そこで今回は、伊豆半島を走る観光列車の【リゾート21】で旅をしてみましょう。

リゾート21とは?

リゾート21走行区間(Googleマップより)

リゾート21は、静岡県の熱海駅~伊豆急下田駅までを走る、伊豆急行の観光列車です。

さまざまなオモシロ設備を持つ列車でありながら、普通列車で運転されています。

そのため、特急料金などの別料金が必要ないのが魅力です。

使用車両

2023年現在に乗れる車両は次の2本です。

  • キンメ電車
  • 黒船電車

キンメ電車

伊豆の名産【キンメダイ】をイメージした電車です。

車内は号車ごとに、伊豆急沿線にある市町村のPRされた広告が掲示されています。

黒船電車

下田といったら【黒船】が有名ですよね?

黒船電車は外観を、黒船としてイメージしたものです。

※黒船電車は諸事情により運休中です。(2023年3月現在)

リゾート21の運転時刻は、伊豆急行のホームページで確認できます。

車内の様子は、別の記事でも詳しく紹介しているので、よかったら見てください。

乗車駅

さっそく乗っていきましょう。

今回は【熱海(あたみ)駅】から乗車しました。

リゾート21は、1番線の伊東線ホームから出発します。

ここから【河津(かわづ)駅】まで乗っていきましょう。

列車に乗る

今回乗車したのは【キンメ電車】です。

赤色の塗装がとても映えますね。

当初の予定は前面展望が楽しめる、先頭車の【展望席】に乗る予定でしたが、時間を間違えて空席がありませんでした。

そこで急遽、【普通車】に乗り込みます。

ちなみに展望席は、こんな感じです。

座席

普通車の座席はこんな感じです。

とても鮮やかな車内だと思いませんか?

ファミリー旅行でも楽しめそうです。

座席は左右非対称になっていて、写真の左側が【海側】、右側が【山側】となっています。

海側の座席は、外を眺めやすい向きになっているので、伊豆半島の絶景を楽しむことができますよ!

ユキムラ
ユキムラ

リゾート21の窓には遮光カーテンがないので、海側の座席は日差しにご注意ください。

私は、海側にある真ん中の座席は埋まっていたので、端にあるボックスシートに座ることに。

4人掛けなので、1人で座るには少々後ろめたさがありましたが、そんな気持ちを乗り越えて座りましょう。

座席には【キンメ】のイラストが描かれていて、おもしろかったですよ。

足元は狭いので、対面に他の方が座った場合、足は伸ばせません。

当日は【河津桜まつり】期間中だったので、車内は立ち客が出るほど大混雑しました。

私の前にも若いカップルが座り、いろんな面でキツかったですね。

展望

それではリゾート21から、沿線の景色を見ていきましょう。

熱海駅を出発して伊東駅まで【JR伊東線】を走ります。

トンネルが多いですが、伊東駅に近づくにつれて海沿いを走るように。

25分ほどで【伊東駅】に到着です。

ここでドサッとお客さんが降りていきました。

さすがに温泉場だと違いますね。

ここからは私鉄の【伊豆急行線】に入ります。

川奈~富戸間を走行中です。

左端には【初島(はつしま)】も見えました。

初島へは熱海から、船で行くことができますよ。

熱海から40分ほどで【伊豆高原駅】に到着です。

駅の東には伊豆急の車庫【伊豆高原車両区】も広がり、いろんな電車を見ることができます。

伊豆急の秘境駅【伊豆北川駅】に到着しました。

左端に見える煙を上げた山は、伊豆高原にある【大室山(おおむろやま)】です。

この日はちょうど、1年に1回開催している【野焼き】の日と重なり、めずらしい風景を見れてラッキーでした。

片瀬白田~伊豆稲取間では【東伊豆海岸線】を走行します。

伊豆急屈指の絶景区間です。

伊豆急【リゾート21】から眺める東伊豆海岸線の景色と案内放送

車掌さんが乗務する列車では【伊豆七島】の案内放送があるので、動画でお楽しみください。

海岸線をひた走り、【伊豆稲取駅】に到着です。

稲取温泉の最寄り駅で、特急の停車駅でもあります。

今井浜海岸駅】は伊豆北川駅と同じく、1面1線のホームです。

そのため列車同士の交換ができず、すぐに発車します。

しかしホームからは海が眺められ、【新島】の姿も見えました。

伊豆急は沿線から、頻繁に海が見れるのでとても好きな路線です。

熱海からおよそ1時間30分、目的地である【河津駅】に到着しました。

河津桜の季節には、ホームから満開の桜が見えるので、列車の待ち時間に少し降りてみるのもオススメです。

河津駅を発車する【リゾート21】キンメ電車

リゾート21の車内は河津でガラガラとなり、終点の伊豆急下田を目指します。

以上【リゾート21の旅】でした。

リゾート21で行くオススメ観光地

今回のオススメ観光地は【特急踊り子】の停車駅と被らない、【各駅停車のみ停まる駅】を厳選しました。

来宮きのみや

来宮神社

熱海のパワースポットとして知られている神社です。

本殿近くにある【大楠(おおくす)】は、

「幹を1周すると寿命が1年延びる」

「願いを込めながら周ると叶う」

といわれています。

城ヶ崎海岸(じょうがさきかいがん)駅

城ヶ崎海岸

伊豆半島ジオパークの1つで、断崖絶壁の海岸です。

伊豆高原の大室山から噴火した溶岩が、このあたりまで流れ込み、海水によって冷されできあがりました。

なかでも【門脇(かどわき)吊橋】は断崖を渡るように架けられていて、スリル満点な風景が楽しめますよ。

伊豆北川(いずほっかわ)駅

黒根岩風呂

北川温泉の入口にある露天風呂です。

しかし、ただの露天風呂じゃありません。

海のすぐ側(波打ち際)にあるんです。

そのため、太平洋を間近に見ながら「くつろげる」温泉になってます。

まとめ

リゾート21の旅を、楽しんでいただけましたか?

伊豆へお越しの際には、ぜひ乗ってみてください。

それではこのあたりで!

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