こんにちは、ユキムラです。
みなさんは、鉄道旅はお好きですか?
私鉄には海・山・絶景など、旅行を楽しんでいただくために乗れる、さまざまな列車があります。
今回は伊豆半島を走る、伊豆急の観光列車【リゾート21(2100系)】をご紹介します。
「せっかくだし、珍しい旅行がしたい」
「電車の移動を快適にしたい」
そんな方にオススメの記事です。
伊豆急とは?
伊豆急(伊豆急行)は、伊豆半島の東海岸線を通る路線で、伊豆急下田駅~伊東駅まで45.7Kmを結んでいます。
伊東駅~熱海駅まではJR伊東線になり、大半の列車は熱海駅まで乗り入れてます。
沿線は海・山・温泉が豊富な路線で、特に片瀬白田駅~今井浜海岸駅まで続く、海岸線の眺めは息をのむほどです。
どんな電車?
リゾート21は1985年(昭和60年)に登場しました。全盛期には合計5本ありましたが、現在は2本のみ活躍しています。
下の写真が現在の2本です。
キンメ電車(Izukyu KINME Train)
伊豆の特産品、金目鯛をPRする列車として、2017年に塗装変更されました。
車両ごとに異なる展示が特徴です。
黒船電車(リゾート21EX)
下田港開港150周年を記念して、黒船を模した塗装となっています。
別の電車で塗装されていたものを受け継ぎ、2代目の「黒船電車」として現在に至ります。
かつては特急リゾート踊り子として東京駅まで乗り入れていました。
リゾート21はお得です
詳しく説明すると・・・
展望の良さ
リゾート21の最も良い特徴は展望です。
下の写真は先頭車にある、【展望席】に乗車した時の写真です。前方・左右方向に大きな窓があり、視界はかなり良好です。
展望席のみ座席定員制になっていながら、特別料金はかからないので、ゆったり過ごすことができますよ。
この電車の1番オススメな特等席ですが、早い者勝ちですので、早めに行ってホームで待機してください。
展望席以外の【普通車】では、座席の配置が特徴的です。
海側にある座席は外を向いて配置されているので、景色を眺めながら座ることができます。
普通料金で乗れる
旅行をするときに、このメリットは大きいのではないでしょうか?
リゾート21は車内設備や見た目から、特急列車と勘違いされる方が多いのですが、普通列車です。
熱海~伊豆急下田まで、普通乗車券のみで乗車できます。
各駅の料金(伊豆急公式ホームページ)
特別車両に乗れる期間がある
黒船電車はまれに、【ロイヤルボックス】という車両が連結されるときがあります。
リゾート踊り子の運転時には、グリーン車として使用していたのですが、私も初乗車したときはあまりの豪華さに驚きました。
この車両、プラネタリウムになるんです!
伊豆急はトンネルが多い路線ですが、この演出によって、どの区間でも飽きることがありません。
この車両も普通料金のみで乗ることができますが、不定期で連結されるので、伊豆急のホームページをチェックしていただく必要があります。
リゾート21の欠点とは?
途中駅からの着席がしづらい
人気列車ゆえの欠点ですが、途中駅から乗車する場合、着席できないことが多いです。
私も河津桜を見に行った帰り、河津駅からの上り列車は大混雑でした。
そこで次からは、昼食を兼ねて始発駅である伊豆急下田駅まで行き、帰りは展望席で快適な時間を過ごすことができました。
決められた運転時刻で走っているので、時間を合わせて、できるだけ始発駅から乗ることをオススメします。
(※別の電車で運転する場合もあります)
(伊豆急公式ホームページ)
トイレが少ない
リゾート21は最短で【7両編成】ですが、そのうちトイレは【3号車】の1つしかありません。
熱海~伊豆急下田までは、約2時間ほどの所要時間です。
閑散期は問題ないですが、大型連休や河津桜まつりといった時季には、車内が大変混雑します。
そのためトイレは争奪戦になるか、たどりつくのがとても大変です。
そのため、乗る前に済ました方がいいかもしれませんよ。
まとめ
いかがでしたか?
伊豆に行かれるときはぜひ、リゾート21で快適な旅を満喫していただきたいです。
伊豆急には、新しくなった踊り子号などの特急列車もありますが、また別の機会にご紹介したいと思います。
それでは今回はこのあたりで!
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