秩父鉄道 SLパレオエクスプレスに乗る方法

鉄道を楽しむ

ユキムラです!

みなさんはSLに乗ったことありますか?

ひと昔前は鉄道の主力として、全国を駆け回っていましたが、電車が主力の現在ではあまり乗る機会がありませんよね。

しかし最近は、各地の鉄道会社で復活させており、多数の観光客が押し寄せています。

「SLに乗ってみたいな~」でも、乗り方が分からない。

「切符はどうやって買うの?」

「できればのんびり座りたい。」

そんな方のために。

今回は秩父鉄道を走る、【SLパレオエクスプレス】に乗車したときの例をあげて、ご紹介します。

秩父鉄道とは?

秩父鉄道は埼玉県の【三峰口駅~羽生駅】までを結ぶ、71、7kmの路線です。

このうち、SLが走る区間は三峰口~熊谷】までとなっています。

沿線は山、川、田園風景が楽しめる、自然豊かな路線です。

SLパレオエクスプレスの紹介

SLパレオエクスプレスは、1988年に運行開始した急行列車です。

列車名の由来は、2000万年前に秩父地方に生息していた、【パレオパラドキシア】という海獣からきています。

化石発見されたことに因んで名づけられました。

パレオパラドキシアの骨格(Wikipediaより)

山深い秩父地方が、昔は海だったということが信じられないですね。

興味がある方は上長瀞駅にある、【埼玉県立自然の博物館】で骨格標本が見れますよ。

車内のご案内

SLパレオエクスプレスの客車は4両編成です。

熊谷行、三峰口行とも進行方向前より1両は指定席になっており、それ以外の3両は自由席となっています。

古い車両ですが【トイレ】【冷暖房】ともに完備していますので、安心してください。

車内は【ボックスシート】(4人掛けで座れるシート)になっていて、景色を楽しみながら汽車旅を味わえます。

座席は明るい赤色をしていて、普段の通勤電車では味わえない雰囲気が漂っていて楽しかったです。

切符の買い方と料金

切符は【駅で買う方法】または【インターネットで予約する方法】で購入できます。

駅で買う方法

みなさんもご想像できると思いますが、1番シンプルな方法です。

個人(1人~14人)で利用する場合は、駅の窓口で購入することができます。

券売機では購入できません。

自由席を利用する場合は、駅で購入する方法で十分です。

しかし確実に座りたい方は、個人でもインターネットで指定席が予約ができるので、そちらを利用しでください。

私は駅で自由席を購入しましたが、おまけでスタンプシートとバッジがついてきました。

バッジの拡大写真

スタンプシートの中には沿線紹介がされていました。

スタンプシートは【熊谷、武川、寄居、長瀞、皆野、秩父、御花畑、三峰口】の8駅が抜粋されていました。

先を急いでいたので押せませんでしたが、時間があるときに行ってみてもいいですね。

インターネットで予約する方法

秩父鉄道のホームページから予約することができます。

会員登録が必用なので、少々やっかいですが、座席を確実に確保したい方はオススメです。

個人利用で予約する場合

運転日の1ヶ月前から出発時間30分前まで可能

団体で利用する場合

運転日の3か月前~2週間前まで可能)

詳しくは秩父鉄道ホームページ、SLご予約方法をご覧ください。

料金

目的地までの乗車券の他に、下のSL料金が必用です。

SL料金
大人子供同額
  • 指定席(740円)
  • 自由席(520円)

秩父鉄道全区間の料金はホームページで確認できます。

次にご紹介する、私も利用した区間であれば、自由席で大丈夫だとおもいます。

オススメ乗車区間

私のオススメする乗車区間は、【寄居→熊谷】です。

寄居駅は東武東上線の乗換駅です。

ですので、三峰口→寄居までは都内方面に帰られる方が多く、座席は満員でした。

そのため、寄居駅を過ぎれば車内はガラガラに空きます。

夕方の列車になるのですが、快適な列車旅を楽しみたい方はオススメです。

終点の熊谷では、【高崎線】と【上越・北陸新幹線】にお乗り換えができます。

最後に寄居駅に入線する、パレオエクスプレスの動画をご覧ください。

SLパレオエクスプレス 寄居駅到着

まとめ

ご覧いただき、ありがとうございました。

たまにはのんびりと、SL旅はいかがでしょうか。

他のSLも、またの機会にご紹介していきたいと思います。

それでは今回はこのあたりで!

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