プロジェクトX(挑戦者たち)【執念が生んだ新幹線】をご紹介

鉄道を楽しむ

こんにちは、ユキムラです!

皆さんは【新幹線】に乗ったことありますか?

出張や旅行、また実家への帰省で、1度は利用されたことがあると思います。

しかし新幹線が、どのように開発されたのでしょう?

その経緯を知っている方は、少ないと思います。

そんな疑問を知りたい方に、面白いDVDがあるのでご紹介します。

ストーリー

太平洋戦争中、陸・海軍で技術者として働いていた、3人が主人公です。

日本は敗戦により、陸・海軍は解体、3人は職を失ってしまいます。

そんな中で自分達が培ってきた技術を、【平和産業】で活かしたいと立ち上がったのが、【新幹線プロジェクト】でした。

3人は国鉄(現在のJR)の下部組織である【鉄道技術研究所】で、新幹線の実現に向けて動き出しますが・・・

数々の困難を乗り越えながら、時速250キロに挑むストーリーです。

登場人物

三木忠直さん

海軍で、航空機の設計技術者として働いていました。

航空機と同じ、流線形のデザインを採用すれば、空気抵抗が減り高速で走れると唱えます。

デザインを追及して、新幹線の実現を目指します。

松平精さん

海軍で主力戦闘機【零戦】の振動による、空中分解事故の研究・改良をしていました。

列車が高速で走ると脱線してしまう原因が、車体を支える台車にあると唱えます。

高速で走る新幹線の、振動を吸収する【空気ばね】を開発します。

河邊一さん

陸軍で船舶の航行に必要な、信号設備の開発担当をされていました。

高速で走る新幹線では、運転士が地上にある、信号機を確認するのは難しいですよね?

そこでレールを使って信号を流すことで、車両の速度をコントロールする、【ATC】を開発します。

ユキムラ
ユキムラ

違う分野の3人が、【新幹線】という1つのものを作り上げる、執念が感じられます。

レビュー

このDVDは、新幹線を車両技術の視点で楽しめました。

国鉄と鉄道技術研究所の確執や、当時の人が、鉄道で移動する大変さを知ることができます。

当時は東京~大阪間を、在来線特急で7時間(時速110キロ)もかかっていました。

しかし新幹線では3時間、時速は200キロを越える。

当時の人々は、夢物語に感じたかもしれません。

その夢物語を現実に変える、3人の奮闘する姿に、生きがいを感じられました。

まとめ

開発した0系新幹線(Wikipediaより)

いかがでしたか?

自分の身近にあるものだと、自然に興味が湧いてきますよね。

現在は当たり前に使っていても、開発した方は並大抵の苦労じゃなかったと思います。

その便利さに感謝したいですね。

それでは今回はこのあたりで!

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