こんにちは、ユキムラです!
福井県の戦国大名といえば誰でしょうか?
そう、朝倉氏です。
その朝倉氏が本拠地としたのが【一乗谷(いちじょうだに)】と呼ばれる谷間でした。
そこにはかつて「北の京都」といわれた町並みが広がっていたと言われています。
そこで今回は、一乗谷を訪問して朝倉氏が築いた町の痕跡を見ていきましょう。
一乗谷の場所と歴史

一乗谷は福井県福井市にある、戦国大名の朝倉氏が本拠地としたところです。
朝倉氏は五代100年に渡ってこの地を治め、全盛期には、約1万人も住んでいた場所と言われています。
しかし当時勢力を拡大していた、岐阜の「織田信長」に攻められ、街は焼かれてしまいました。
一乗谷を逃れた当主の「朝倉義景」は、隣接する越前大野に落ち延びます。
しかし家臣の朝倉景鏡に裏切られ、この地で自刃して朝倉氏は滅亡。
その後一乗谷は復興されることはなく、長い眠りにつくことになりますが、現在は発掘調査が進み当時の建物を復原・公開しています。

朝倉家5代の内訳は【孝景・氏景・貞景・孝景・義景】で、孝景は2人名乗りました。
一乗谷朝倉氏遺跡を攻める

一乗谷朝倉氏遺跡を攻める前にまず【朝倉氏遺跡博物館】を先に見学しておくことをオススメします。(写真の赤丸部分)
そこで一乗谷の歴史や遺跡の位置関係、パンフレットなども入手できるからです。
また復原町並までは、無料シャトルバスも博物館から運転されているので、復原町並だけサクッと見たい方はぜひご利用ください。

復原町並までは距離があるので、シャトルバスの利用をオススメします!
復原町並

それではさっそく【復原町並】から攻めて行きましょう!
朝倉氏遺跡のメイン施設なので、とても楽しみですね。
なお、復原町並に入るには次の入場料がかかります。
- 大人(69歳未満)330円
- 小・中学生 100円
- 70歳以上の方 100円

営業時間は9:00〜17:00(入場は16:30まで)となっています。

復原町並のメインストリートに入ってきました。
いかがでしょうか!
まるでタイムスリップしたみたいですよね。
建物だけでなく、石垣や塀まで当時を再現・復原しています。

まずは建物を見ていきましょう。
この建物群は【商人】の家を再現したもので、いわば庶民が住んでいた家に近い建物です。
当時の家には瓦(かわら)がなかったようで、屋根を見ると石を重しとして、屋根を固定していました。
中を覗いてみましょう。

こちらは染め物屋さんを再現した建物です。
中には大きな瓶が、何個も並んでいました。

町を進みましょう。
途中には色とりどりの染め物がありました。
時期によって展示物も異なると思いますが、写真映えするスポットだと思うので、ぜひ1枚撮ってみてください!

歩いてるだけで戦国時代を感じられる復原町並は、本当にここへ来て良かったと感じさせてくれました。
武家屋敷

続いては武家屋敷を見ていきましょう。
一乗谷には武家屋敷もたくさんあったみたいですが、復原されたのは一軒だけです。

武家屋敷は当時の居間やトイレなど、できる限り再現・復原されていました。

かつてはこのような屋敷が、所狭しに連なっていたことを考えると、いかに一乗谷が栄えていたということを実感させられました。

屋敷跡には井戸の痕跡も残っていました。
朝倉家当主館

次に道路を挟んで、復原町並の反対側にやってきました。
ここには【朝倉家当主館】の跡があります。
最後の当主である義景も、ここに住んでいたと思われます。
入口には立派な門がありますが、当時はこのような門がありませんでした。
この門は朝倉義景を弔うために建てられた、松雲院(しょううんいん)の寺門です。

現在の唐門は江戸時代中期頃に再建されたものだといわれています。

館の周囲は土塁と水堀が囲っていて、防御の頑丈さを伺えます。
館の後ろにある山の上には【一乗谷城】という、外敵が攻めて来た際に籠る城があります。
しかし今回は、熊の出没する危険があったため、攻めるのは見送りました。

水堀は山の麓まで続いていますが、途中から空堀となっています。
高低差がよく分かる堀となっていますね。
水堀には鯉が泳いでいて、束の間に癒しを感じられました。

朝倉館の周辺には庭園がいくつもあり、当時の朝倉氏はとても力を入れていたようです。
最後の当主朝倉義景も、この一乗谷がとても住みやすい都のような場所だと思っていたことでしょう。

このように住みやすい町と館があったので、朝倉義景は勢力を拡大しようとしなかったのかもしれませんね。
アクセス

【公共交通機関】
- JR九頭竜線「一乗谷駅」より(徒歩10分)
- JR福井駅東口より「朝倉・永平寺ダイレクトバス」(約25分)
【車】
- 北陸自動車道「福井IC」より約10分。
最後に
楽しんでいただけましたか?
一乗谷朝倉氏遺跡は予想以上に大きく、1日ではすべて見ることができませんでした。
ぜひもう一度訪れて、朝倉氏が築いた都市をコンプリートしていきたいと思います。
それでは今回はこのあたりで!

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