【危険物取扱者】の資格を独学で取得する場合の勉強時間は?

危険物取扱者

こんにちは、ユキムラです!

危険物取扱者の資格は、幅広い仕事で使われているので、取得を目指している方もいるのではないでしょうか。

しかしまったく未経験の方は、勉強時間がどれくらい必要なのか分かりませんよね?

そこで今回は、私が取得した種類でどれくらいの時間を使ったのかご紹介していきます。

どれくらいの勉強時間が必要?

それでは実際に、資格を取得するまでの勉強時間は、どれくらい必要なのでしょうか?

結論からいいますと、

取得する種類によって違います。

危険物取扱者の資格には、

  • 甲種
  • 乙種1~6類
  • 丙種

の3種類に分けられます。

それぞれの種類で覚える品数に違いがあり、難易度も違うため【勉強時間】も多少異なるんです。

勉強が得意な方にはそれほど感じませんが、私は特に物覚えが悪く、種類によってはとても時間を使ってしまったものもありました。

具体的には、次の章でご紹介していきます。

乙種の勉強時間はどれくらい?

それでは実際に、どれくらいの勉強時間を使ったのか解説しましょう!

乙種は1類~6類のなかで、取得した種類のみ扱える資格です。

そのため、種類ごとで【品数】の違いにより、難易度と勉強時間が上下します。

そこで当時、未経験だった私が自身で感じた難易度を元に、

取得にかかった【勉強時間】をご紹介します。

乙種4類

危険物取扱者といえば【乙4】といわれるほどメジャーな資格です。

ガソリン・灯油】などの【引火性液体】という危険物で、扱う業界はたくさんあります。

そのため、これから取得を考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし私にとって4類は、初めて挫折を味わった苦痛の資格で、通算で4回ほど不合格になりました。

その理由は次の3つにあります。

  • 試験範囲が広い
  • モチベーションが続かない
  • 実感ができない

資格勉強を独学でする場合、こんな悩みはありませんでしたか?

そのため私が取得に費やした時間は、半年ほどとなってしまい、苦戦する結果になってしまいました。

「そんなに時間をかけたくない!」

そんな方には、乙4の資格を効率良く取得できる技があるんです。

それは、【危険物受験準備講習会】といいます。

この講習は、危険物安全協会が実施している講習会です。

勉強範囲をピンポイントで教えてくれるので、とても効率が良いと思います。

私もこの講習会を受講したあとに、一発で合格することができました。

ぜひチェックしてみてください。

全国各地の危険物安全協会はコチラ

ユキムラ
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実際に受講した範囲の問題も出題されました。

乙種2類・6類

乙種の資格は、1つ取得してしまえば免除科目があるため、難易度は格段に低くなります。

「乙4を取得した後に何類を取ろうかな?」

そんな方にはまず、2類・6類をオススメします!

その理由は圧倒的に、覚える品数が少ないからです。

2類(可燃性固体)
  • 硫化りん
  • 赤りん
  • 硫黄
  • 鉄粉
  • 金属粉
  • マグネシウム
  • 引火性固体
6類(酸化性液体)
  • 過塩素酸
  • 過酸化水素
  • 硝酸
  • 臭素・ヨウ素

このように少ないため、私は2・6類それぞれ、半月ほどで覚えられました。

「これなら取得できそう。」

そう思いませんでしたか?

余裕のある方は2種類を一緒に受ける、【同時取得】を目指してもいいかもしれません。

ユキムラ
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同時取得は効率よく取得できるのでオススメです。

乙種5類

次に難易度が上がるのが、自己反応性物質といわれる5類です。

私はトータルで2ヶ月ほど、勉強時間を使いました。

ニトロ化合物・硝酸エステル類といった、爆発性の高い危険物です。

2類・6類より品数が多かったため、多少時間はかかりました。

乙種3類

次に難易度が上がるのは、自然発火性・禁水性物質といわれる3類です。

私はトータルで、2ヶ月ほどの時間を使いました。

カリウム・ナトリウム・アルミニウムなど、1度は聞いたことのある、金属系の危険物です。

5類と比べ品数が増えるために難易度は上がりますが、馴染みがあるものばかりでした。

そのため、勉強時間は5類と変わりませんでしたが、個人的には覚えやすかったです。

乙種1類

最後に私がもっとも難しく感じた種類が、酸化性固体といわれる1類です。

トータルで3ヶ月ほどかかってしまいました。

その理由は、似たような名前の品名が多かったからです。

塩素酸塩類・過塩素酸塩類など、混同してしまったことが多々ありました。

苦戦してしまいましたが、テキストを繰り返し読むことでクリアしていく、地道な戦法を取ることになります。

乙1~乙6までのテキスト

乙4を除いた乙1~6までのテキストは、本屋などで市販で売っています。

1冊持っていれば十分なテキストです。

私自身が比較してみた記事があるので、良かったら参考にしてください。

甲種の勉強時間

甲種は危険物取扱者の最上位資格であるため、勉強時間はもっとも掛かってしまいました。

1類~6類まですべての範囲が試験範囲となるため、覚える量もとても多くなります。

ちなみに私の場合、1回不合格になってしまったため、通算で半年ほどの勉強時間を費やしました。

甲種にも準備講習がありますので、効率良く取得したい方は、そちらを利用した方が懸命です。

しかし私はスケジュールの都合上、講習を受けられませんでした。

そんな方が独学で取得を目指す場合は、テキスト選びが重要です。

私は【危険物安全協会】で販売されているテキストをオススメします。

こちらで発行されているテキストは、受験に特化しているのが特徴です。

特に問題集は充実していて、実際の試験にも類似問題が多数出題されました。

気になる方はチェックしてみてください。

危険物安全協会の書籍はコチラ

ユキムラ
ユキムラ

甲種は範囲が広いので、焦らずコツコツと地道に勉強できることが、合格の近道です。

まとめ

いかがでしたか?

私は頭が良い方ではないので、取得するのに時間がかかりました。

しかしコツコツと積み上げることで、資格を取得できたという実績ができます。

勉強が苦手でも取得に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

それではこのあたりで!

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