こんにちは、ユキムラです!
みなさんのなかで、就職・転職活動をしている方はいませんか?
人生の岐路ともいわれるこのイベントで、どの企業に就職しようか迷っていると思います。
そこで今回は、【中小企業】と【大企業】で働いてきた私が、両社の違いについてご紹介していきます。
私の勤務経験
私はこれまで2社経験してきたので、簡単にご紹介します。
1社目【中小企業の物流会社】
工業製品の梱包作業を行う物流会社で、4年半ほど働きました。
ガッツリ現場作業で怖い先輩も多く、残業も多かったので、家に帰る頃にはいつもヘトヘトに疲れ切っていました。
2社目【大企業の鉄道会社】
以前から働いてみたかった鉄道会社を、ダメ元で受けてみたら奇跡的に採用されました。
こちらも現場作業で、電車の整備を7年ほどやりました。
休みも取りやすく残業時間もハッキリとしていたので、個人的には働きやすかったです。
大企業と中小企業の違い
私が働いて実感した、両企業の違いは次の3つです。
- 仕事のやり方
- 人間性
- ワークライフバランス
仕事のやり方
私が両方の企業を経験したなかで、1番違いを実感したことです。
まず中小企業では、少数精鋭で仕事をこなしています。
そのため、自分の仕事が終わったとしても帰れる訳でなく、他の人を手伝う風習です。
一方、大企業では完全に【分業体制】が確立されています。
そのため、自分の部署が業務を終えていれば、他の部署が終わっていなくても帰ることができます。
この違い、以外と精神的に疲れるので、目処が立つ大企業で働いたときには本当に安心しました。
人間性
中小企業と大企業では、中で働く人たちにも違いがあります。
まず人数の少ない中小企業では、【全員一生懸命働く】というイメージがありました。
部署も少ないなかで、仕事を回さなければいけないので、自然と【団結力】が芽生えていたのかもしれません。
一方の大企業は、【マイペースな人が多い】という感じです。
人数にゆとりがあることもありますが、作業行程も長めに取られているので、のんびり作業する人が多かったです。
ワークライフバランス
仕事を探しているなかで、もっとも重要視している方もいるのではないでしょうか?
特に有給を申請したいとき、かなりの違いがありました。
中小企業では?
有給は本当に取りづらかったです。
休みたいときには、上司に告げるのですが、正当な理由がなければ休ませてもらえませんでした。
ギリギリの人数で仕事を回していることもありますが、
「有給は労働者の権利ですよね?」
そんなことをいつも思いながら、仕事をしていた嫌な思い出があります。
大企業では?
有給は取りやすかったです!
上司に休みたいことを告げれば、理由も聞かれることもありませんでした。
さすがに超多忙のときは、嫌な顔をされることもありますが、休めないことはありません。
他の先輩方もどんどん休んでいたので、気兼ねなく休むことができました。
向いている人・向いていない人
それでは中小企業と大企業で働くときに、向き不向きはあるのでしょうか?
私個人が感じたことをまとめてみました。
中小企業
向いている人
- 自分のやり方で仕事がしたい人
- いろんな仕事に携わりたい
- アットホームな会社で働きたい
自分のやり方で仕事がしたい人
働くなかで、ある程度自分のやり方でできるのが中小企業のメリットです。
その理由は、大企業で働く場合【作業マニュアル】がある可能性が大きいからです。
多数入社してくる、いろんな人に向けた教育プログラムがあり、私自身も入社したときに経験しました。
なかには「仕事に関係ないじゃん」と思うことがあったので、正直にいうと微妙です。
いろんな仕事に携わりたい
中小企業では人数が少ないので入社早々に、いろんな業務に携わることができます。
最初は覚えるまでに苦労するかもしれませんが、覚えてしまえばこっちのものです。
自分のペースを守りつつ、自由自在に仕事をすることができますよ。
アットホームな会社で働きたい
中小企業では、現場から経営陣までの距離が近いのが特徴です。
そのため現場の声が届きやすく、業務改善したいときなどに、早い段階で叶う場合があります。
もちろん内容にもよりますが、まるっきり届かないよりはいいですよね。
向いていない人
- ワークライフバランスを重視
ワークライフバランスを重視
中小企業の欠点はワークライフバランスです。
私が勤めていた物流会社は、大企業の下請け業務をしていました。
そのため、休日なども大企業に振り回されていたときもあり、繁忙期には14連勤なんてことも。
「普通の休日欲しい」といつも思っていました。
大企業
向いている人
- 安定した職に就きたい人
- ワークライフバランスを重視
- コミュニケーションが苦手な人
安定した職に就きたい人
大企業に就職を考えている方は、もっともな理由ではないでしょうか。
やはり中小企業とくらべると経営が安定しているので、不況などで倒産する確立は少ないです。
退職金や福利厚生などもしっかりしているので、長年働くことを考えると心強いです。
ワークライフバランスを重視
冒頭にも少し触れましたが、ワークライフバランスを重視したい方は、大企業の方がいいでしょう。
有給の取りやすさは、先ほどご紹介しました。
それ以外でも、私の勤めていた会社だと【残業】は強制ではなく、「定時で帰りたい」と言えば自由に帰ることができました。
コミュニケーションが苦手な人
以外だと思われる方もいるでしょう。
大企業では、コミュニケーションが苦手な人でも大丈夫です!
なんといっても人数が多いので、仕事が回ります。
人それぞれ感じることが違うと思いますが、「会社で働きたくないな」そんな方でも諦めないでください。
向いていない人
- ルーティーンワークが嫌いな人
- 実績で評価されたい人
ルーティーンワークが嫌いな人
大企業の勤務はルーティーンワークが多いです。
そのため、常に刺激を受けながら仕事がしたいという方は、飽きてしまうかもしれません。
しかし大企業の場合は【異動】があるので、そこまで耐えることができれば、新しい仕事に挑戦することもできますよ!
実績で評価されたい人
仕事をバリバリこなして、たくさん稼ぎたい!
そんな評価制度が【成果主義】ですが、この制度を採用している大企業は、バラツキがあります。
私が勤めていた会社では、長年勤めることで給料が上がる【年功序列】の評価制度でした。
そのため仕事を頑張っても、頑張らなくても毎年昇給します。
「この不景気に贅沢なことを言うな」
そう思われるかもしれませんが、仕事をしているとモチベーションが変わってくるんです。
仕事に慣れてくると、物足りなくなってきたりします。
なので、評価されたい人は向かないかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
大企業・中小企業を比較してきましたが、どちらが良いとは言い切れません。
自分が求めているものを洗い出してから、慎重に選んでみてはいかがでしょうか。
それではこのあたりで!
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