秘境駅に行く!【久我原駅】

秘境駅シリーズ

こんにちは、ユキムラです!

今回の秘境駅シリーズは、いすみ鉄道にある【久我原駅】をご紹介します。

千葉県の山中にある、閑散とした駅をお楽しみください。

久我原駅とは?

Googleマップより

久我原駅は大原駅~上総中野駅までを走る、いすみ鉄道の駅です。

所在地は、千葉県大多喜町になります。

駅ができたのは1960年6月で、当時は国鉄木原線が走っていました。

1988年には【いすみ鉄道】がこの駅を国鉄から受け継ぎ、現在に至ります。

東京の東急池上線にも同じ駅名がありますが、こちらは【久が原】となっていて、間違いやすいです。

ユキムラ
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車で来られる方は、カーナビの設定にはご注意ください。

駅に到着

味わいがある木製看板

久我原駅の入口は少し分かりづらく、国道297号線(大多喜街道)から、脇道へ入ったところにあります。

すると木で作られた看板が、駅を教えてくれます。

どうでしょう、パッと見て駅があるように見えますか?

駅の入口からホームまでは、細い一本道で続いています。

ユキムラ
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途中から道の両サイドが、くぼみになっているので、車では通らない方がいいかもしれません。

ホームの入口付近には駐輪場がありましたが、1台も停まってませんでした。

駅に到着です。

細いホームが森の中に佇んでいて、秘境駅の雰囲気が溢れていました。

駅舎内部

駅舎を見ていきましょう。

「駅名標ないのかな?」

そう思っていたら、駅舎の上にありました。

久我原の前に【三育学院大学】の文字が。

実は久我原駅の最寄りに、三育学院大学があって、副駅名になっています。

ユキムラ
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副駅名の契約期間は当初、2012年3月末まででしたが、2022年現在もこの駅名が使われています。

駅舎を見ていきましょう。

壁には、いろんなポスターが貼ってありました。

地元系のポスターが多かったですが、なかにはこんな物も。

手作りの駅名標が飾ってありました。

他にも似たようなものが、何枚か掛けられています。

詩のようなものもありました。

ユキムラ
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このような掲示物を見ると、心が和んでいいですよね。

列車の掲示物も見てみましょう。

まずは時刻表と運賃表です。

【乗車案内】と書かれたラミレート板の横に、【運賃表】と【時刻表】がありました。

大人の初乗り190円となっていて、少しお高めですね。

列車の本数は概ね、1時間に1本というところです。

駅舎の側には花壇がありました。

花が咲いていたので、毎日誰かが水をあげに来ていると思われますが、定かではありません。

ホームを見る

ホームを見ていきましょう。

まずは大原方面の眺めです。

ホームは1面1線で、列車の【すれ違い】はできません。

幅はかなり狭いので、移動の際にはご注意ください。

こちらは上総中野方面です。

ホームへの連絡通路と線路が、接するように並んでいます。

間にはフェンスなどがないので、くれぐれもご注意ください。

ユキムラ
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写真撮影はマナーを守りましょう!

10分ほど駅を見ていると、上り大原行の列車が到着しました。

1両の列車は、ローカル線だということを、あらためて実感させてくれます。

ユキムラ
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ちなみに乗降客は、もちろんゼロでした。

走り去っていく列車を見ていると、取り残された感じがして少し寂しいです。

駅舎と上総中野方面の眺めです。

のどかですね~。

ホーム上にあった、久我原駅の駅名標です。

なんだかJRをイメージした作りで、比較的新しいものでした。

ユキムラ
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個人的には、もう少しレトロなものを期待していたので、残念です。

いすみ鉄道は最長2両編成で走るので、ホームも2両分の長さがあります。

そして線路脇には、1両・2両編成用の停止位置を示した看板がありました。

線路を見てみると、土で突き固められた地盤に、線路と枕木が敷かれていました。

そのため、音がよく反響していて列車が遠くを走っていても、線路を伝って走行音が聞こえました。

最後に列車が、久我原駅に到着する動画をご覧ください。

【久我原駅】に到着する、いすみ鉄道350型

まとめ

いかがでしたか?

今回ご紹介した久我原駅は、本当に何もないところだったので、観光名所のコーナーはお休みです。

それではこのあたりで!

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