秘境駅に行く!【牧之郷駅】

秘境駅シリーズ

ユキムラです!

今回は久々の秘境駅シリーズです。

静岡県の伊豆半島を走る、伊豆箱根鉄道駿豆線の【牧之郷駅】を訪れてきたので、ご紹介します。

伊豆箱根鉄道駿豆線とは?

Googleマップより

伊豆箱根鉄道駿豆線は、静岡県の(三島~修善寺)までを走る、19.8Kmのローカル線です。

地元では通勤・通学路線のイメージが強いですが、東京から【特急踊り子】も乗り入れており、観光路線でもあります。

沿線には、世界遺産の韮山反射炉をはじめ、温泉街や伊豆半島ジオパークなど、観光スポットが盛りだくさんです。

駅に到着

三島寄りから駅を眺める

牧之郷駅は、終点修善寺駅のひとつ手前にある駅です。

駅は無人で改札はなく、沿線の道路からホームまで、通路が直結しています。

三島方面と修善寺方面の入口は別々になっていて、ホーム間を移動するには駅を出て、近くの踏切を通らなければいけません。

三島寄りにある踏切

ホームに入る

スロープで登りやすい修善寺方面の入口

ホームは2面2線の、列車の行き違い(列車交換)ができるつくりです。

終点の修善寺駅から、わずかひと駅ですが頻繁に行われています。

駿豆線は全線にわたり単線なので、行き違いができる駅は必須です。

行き違う3000系(左)と7000系(右)

牧之郷駅で行き違う、列車の様子を撮影しました。

伊豆箱根鉄道(牧之郷駅)に入線する普通列車

ホームの設備は三島方面と、修善寺方面で、大きな差があります。

まずは修善寺方面です。

寂しさが広がる修善寺方面のホーム

こちらのホームは、次が終点の駅だけあって、簡素なつくりになってます。

ホームにはベンチが3つと、切符回収用の箱がありました。

年季が入った乗車券回収箱

ローカル線にしては本数も多く、15分に1本ほどあります。

修善寺行の時刻表(17時以降は分かりやすい)

次は三島方面のホームです。

三島方面のホームと券売機

こちらは設備がそれなりに整ってます。

といっても、券売機があるくらいですが。

券売機の左には修善寺駅と繋がるインターホン

駿豆線内の他、JR線の連絡切符も買うことができます。

三島方面の時刻表です。

三島行の時刻表

こちらも約15分に1本あります。

ホームの周辺は、住宅街が囲んでいました。

三島方面のホームから修善寺方向を眺める

三島方面のホームでは、今では貴重になった駅名標が残ってます。

なんとなく暖かみがある駅名標

以前は、他の駅でも見られましたが、今では牧之郷駅だけになりました。

伊豆・三津シーパラダイスというのは、伊豆箱根鉄道が運営している水族館です。

特急列車同士の行き違い

軽やかに通過していく修善寺行の特急踊り子

牧之郷駅は駿豆線内で唯一、【特急踊り子】同士の行き違いを見れる駅です。

土日祝日限定で見れる光景なので、ご注意ください。

私が訪れたときは土曜日でしたが、JR線内での遅れで、行き違いは見れませんでした。

すみません。

それぞれの列車が、通過するところを撮影しました。

東京行の通過するところです。

【牧之郷駅】を通過する特急踊り子(東京行)

修善寺行です。

【牧之郷駅】を通過する特急踊り子(修善寺行)

通常であれば、修善寺行が先に到着し、東京行の通過を待つ光景が楽しめます。

ユキムラ
ユキムラ

時間は12時37分頃です!

観光名所

フレームに味がある名所観光案内

駅の【名所観光案内】によると、5つほどあったのでご紹介します。

日切地蔵

子宝・子どもの病気・学業など、「何日までに」と日を切って祈願すると、成就するといわれる場所です。

加藤景廉の墓・五輪塔

鎌倉時代初期の武将で、元々伊勢の出身でしたが、平氏との争いで伊豆に移りました。

源頼朝に仕えて、平氏との戦いに参戦していたみたいです。

五輪塔は、加藤景廉一族のお墓といわれています。

現在のお墓は、昭和33年の狩野川台風で流されたものを、住民の方が集めて祀ったものだそうです。

延命神社

山の中にある神社で、口コミではかなり足場が悪いみたいでした。

狩野川あゆつり場

牧之郷駅近くには、狩野川という川が流れていて、あゆ釣りが楽しめます。

解禁日は例年、5月下旬頃です。

まとめ

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

今後も、いろんな駅を訪れていきたいと思っているので、お楽しみに。

それでは今回はこのあたりで!

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