こんにちは、ユキムラです!
【温水洗浄便座】は近頃のトイレには、必須のアイテムですよね。
しかし古い賃貸物件・住宅には、装備されていないことも多々あります。
そこで今回は、私がオススメする温水洗浄便座の1品と、初心者の方でも取付けられる【手順・方法】を、実際にご紹介します。
私がオススメする1品と理由
取付けを解説する前に、今回使用した製品をご紹介します。
私が購入したのは、
【東芝製SCS-T161】という商品です。
この製品を選んだ理由は、
- 価格の安さ
- 購入者の多さとレビューの高さ
- 納期の早さ
この3つが、他の製品より優れてると思ったからです。
価格の安さ
温水洗浄便座はTOTOやLIXILなどの専門メーカーからも発売されていますが、約2~4万円ほどする製品がほとんどです。
しかし私が購入した東芝製は、
Amazonで【15,800円】でした。
「できるだけ安く取り付けたい!」
そんな方にはピッタリの価格帯ですよ。
納期の早さ
「早く取り付けたいのに、納期が1ヶ月先?」
そんな場面もありますよね?
でも安心してください。
こちらの製品は納期が早く、私が注文したときには【2日】で届きました。
もちろん在庫状況にもよりますが、それほど待たされないのがいいですよね。
購入者の多さとレビューの高さ
買うからには、購入者のレビューも気になりませんか?
私が購入したAmazonでは評価が高く、約7,000人ものユーザーがこの製品を購入していました。(2024年1月現在)
「買ってみたいけど、どんな感じかな?」
そんな製品の詳細が気になる方は、下のリンクから確認してみてください。
製品と付属品
それでは製品が届いたときの、付属品類などを見ていきましょう。
製品は段ボールに梱包された状態で届きます。
温水洗浄便座【本体】です。
配管に繋ぐホースは2種類あり、
短い方が【タンク給水ホース】、長い方が【本体給水ホース】です。
便座を本体に固定するための【本体固定プレート】と【取付けボルト】です。
【ゴムパッキン】【分岐金具】工具の【スパナ】です。
ゴムパッキンは3つあるので、無くさないように気をつけてください。
【取扱説明書】です。
取付け方・取扱方法が分かりやすく書かれていました。
また個人で用意するものとして、【マイナスドライバー】【プラスドライバー】と、【モンキーレンチ】があると作業に便利です。
【マイナスドライバー】がない方は、硬貨などで代用することができますよ!
3つの手順とは?
それでは、設置までの【3つの手順】をご紹介します。
私なりにまとめた手順は、
- 便座の取付け
- 配水ホースの取付け
- 電気の配線
この3つで、手順ごとに詳しく見ていきましょう。
便座の取り付け
まずは便座の取付けからです。
この作業はとても簡単なので、パパっと終わらせてしまいましょう。
便座を取付けするには寸法が重要です。
トイレによっては取付けできない場合もあるので、しっかり確認するようにしましょう。
止水栓からタンクまでの距離も、ホースを取り付けるために重要なことです。
さっそく作業開始です。
まず便座を付ける【取付けボルト】間の寸法を確認してみましょう。
ボルト中心間が【140mm】あれば大丈夫です。
便座の裏側は、プラスチックのボルトとナットで締め付けられています。
ナットを緩めて、便座を外しましょう。
すると取付けボルトが入っていた場所が表れます。
穴の中心間の距離を測って、140mmあるか確認してみましょう。
【本体固定プレート】を用意します。
これを便器に当ててみて、ボルトが入る穴と合うか確認してみてください。
穴が合えば【取付ボルト】2本を用意します。
ナットを外して、ボルトのみ上から差し込んでください。
そして便器の下からナットを入れてください。
手である程度締めた後、スパナで締め付けます。(あまりきつく締めすぎると、ボルトが割れる危険があります。)
そして、便座裏側と【本体固定プレート】が合うように調整しながら、取り付けてください。(カチッと音がすればOKです。)
取付けた後に便座の位置を調整したい場合は、便座の右側下部にある【灰色のボタン】を押しながら、便座を引き出してください。
ロックが外れ、便座を外すことができます。
これで便座の取付けが完了です。
便座の取付けに時間がかかってしまった方は、ここで後日に回しても大丈夫です。
配管は手に付けてないので、トイレとして使えます。
配水ホースの取り付け
次は配水ホースを取り付けていきましょう。
既存の配水管は使えないので、外していきます。
まずは水の流れを止めていきます。
配水管に【止水栓(しすいせん)】という、水をせき止める栓があるので【マイナスドライバー】で、時計回りに止まるところまで回します。
すると止水栓から上側の配水管には、水が流れなくなります。
確認のためにタンクの水を流してみましょう。
タンクに給水されなければOKです。
これで配水管の外し準備は完了しました。
外す際に中の水が漏れるので、下に水受けを用意しましょう。
次に【モンキーレンチ又はスパナ】を使用して上部と、
下部の継ぎ目めのナットを、反時計回りに回して弛めていきます。
そして配水管を外しましょう。
このとき中の水が漏れるので、ご注意ください。
ここで【分岐金具】を取り付けます。
この部品はトイレタンクと便座本体に、水を分岐させる部品です。
ナットが付いてる方に【パッキン】の1つめを入れて、
スパナで締め付けましょう。
そして【タンク給水ホース】を用意します。
まずは、トイレタンクのホースを繋いでいきましょう。
そして上下の接続部へ、同じようにパッキンを1枚ずつ入れて、
【タンク給水ホース】とトイレのタンク部分に手を軽く添えて、ホースがねじらないように、スパナ等で締め付けましょう。
次は便座本体にホースを繋いでいきます。
【本体給水ホース】を用意してください。
そして【分岐金具】の横側に繋いでください。
パッキン類はホースに付いているので、いりません。
そして反対側は、便座の本体に繋ぎます。
黒い保護キャップを外して、
ホースを繋ぎます。
最後にスパナを使用して、締め付けましょう。
このときも、ホースがねじらないように気をつけてください。
これで配水ホースの取付けは、すべて完了です。
最後に【止水栓】を反時計回りに回して、開けていきましょう。
トイレ本体のタンクへ給水が始まればOKです。
便座本体への給水は、電気の配線が終わった後に【おしりボタン】を押すと給水されます。
これで配水ホースの取付けは完了です!
このときホースのスパナで締め付けた部分から、水が漏れていないか確認してください。
電気の配線
最後は電気の配線です。
コンセントの下に【アース線】を付けられるスペースがある場合は、必ず取り付けましょう。
先端部に切り込みが入っているので、金属線が剥き出しになるように外しましょう。
そして、トイレ内にコンセントがあることを確認して、
下のアース線取付け部に、【プラスドライバー】を使用して接続してください。
最後にコンセントを接続し、便座の電源が起動すれば完了です。
これで温水洗浄便座の取付けは、すべて完了です。
お疲れさまでした!
今回使用した製品が気になる方は、下のリンクからご確認ください。
まとめ
いかがでしたか?
私も温水洗浄便座の取付けは初心者でしたが、約2時間ほどでできました。
寒い朝の対策やおしりの衛生を守るために、取付けを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
それではこのあたりで!
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